宮崎県は南北およそ400キロの海岸線を有し、黒潮に育まれた豊かな水産資源に恵まれるとともに、国内有数のサンゴが生息する日向灘が広がっています。
サーフィンをはじめとするマリンスポーツが盛んなほか、青島や日南海岸、日豊海岸など南国ムードいっぱいの絶景スポットが数多く存在しており、ドライブコースとしてもおすすめです。
抜けるような青い空、海岸線や山並みとの美しいコントラスト。宮崎は年間を通して快晴日数が多く、日照時間が全国でもトップクラス。太陽に恵まれた、まさに「日本のひなた」の愛称がぴったりの地域です。
「鮎やな」とは、川をせき止めてその一部に流れ口を作り、成長して産卵のために川を下る鮎の習性を利用して、「落テ簀(おてす)」と呼ばれる竹のスノコの上に落ちた鮎を採る延岡の伝統的な漁法です。食事処ではやなで獲れた鮎を、その場で塩焼きや味噌焼きなどにした鮎料理のフルコースを堪能することができます。
「県の木」として制定されているフェニックスは病害虫に強く寿命がながいのでフェニックス(不死鳥)と名づけられたといわれています。日南海岸、橘公園等に植えられており南国宮崎にふさわしい風景をかたちづくっています。
長い幹の先に、特徴的な剣上の葉っぱが生えた、ヤシの木の仲間「ワシントニアパーム」。宮崎市街地や国道の中央分離帯、宮崎空港などに植えられており、まさに南国ムードを演出してくれる宮崎のシンボル的な存在です。
漬物大根の生産日本一の宮崎県。その中心的な産地のひとつでもある宮崎市田野町では、毎年冬になると、畑に巨大な“大根やぐら”が出現します。竹で組んだやぐらに、大根をかけて並べて、鰐塚山から吹き下ろす「鰐塚おろし」という冷たい風にさらして干していく。こうしてできた干し大根は、田野町名産の漬け物に加工され、全国へと出荷されていきます。
神代の風景が現代によみがえったかのような、神秘的な雰囲気を漂わせる国見ヶ丘からの絶景。秋から冬にかけての早朝、寒暖の差が大きい時に湧き出した雲は、周囲の山々を取り囲んで流れるので、山々の頂きがまるで雲海に浮んだ小さな島のように見えます。
大淀川は、九州で4番目に長く、2番目に広い流域を持つ大きな川です。鹿児島県の中岳(なかだけ)を源に、126もの本・支川を集め、流域に住むたくさんの人々の暮らしをうるおしながら、宮崎平野を大きく曲がりくねりながら、日向灘へと注いでいます。
「畳堤」は高さ60㎝の橋の高欄に似たコンクリート製の堤防で、上から見ると幅7㎝の隙間があります。台風などで川の水が堤防を越えて氾濫する前に、この隙間に畳をすっぽりとはめ込むことで洪水を防ぎました。全国に五ヶ瀬川を含めて3つの河川に「畳堤」が現存していますが、そのなかで五ヶ瀬川の「畳堤」が大正末期から、昭和初期と最も古いと推察されています。
宮崎と神戸を結ぶ宮崎カーフェリー。船内のレストランはバイキング形式になっており、宮崎名物の地鶏炭火焼やチキン南蛮が味わえ、売店にはマンゴーケーキやプリンといったデザートもあり、船に乗った瞬間から宮崎気分を味わうことができます。
宮崎県の空の玄関口。宮崎から羽田、伊丹、名古屋(中部)、那覇、福岡を結ぶ国内定期便と、ソウル、台北を結ぶ国際定期便が運航しています。ターミナルビル内には、レストランや売店、マッサージ店などがあり、ゆったりと過ごせます。
宮崎駅⇔南郷駅間を運行。ゆったり開放的な空間。地元名産の飫肥杉をふんだんに使って作られたシートやインテリアは、温もりと安らぎを感じさせてくれる。南国情緒豊かな日南の青い海と飫肥の森を愉しみながら走るリゾート列車です。
日向市発祥の「ひょっとこ踊り」は、軽快な太鼓のリズムと笛の音に合わせて踊る、とてもユニークな踊りです。毎年8月に開催される「日向ひょっとこ夏祭り」は、全国から2000名近い愛好家が集まり市街地を踊り歩く一大イベント。人々に笑いを届ける伝統芸能です。
神楽は、平安時代にはその存在が確認できる神事芸能で、古事記や日本書紀に描かれた日本のはじまりの物語の舞台となっている宮崎県には、神話の世界を舞で表現した神楽が県内200以上の地域に伝承されており、全国でも有数の神楽伝承地域となっています。
小林市、えびの市、高原町一帯の西諸県地域で使用される方言の名称。独特なアクセントが特徴で、小林市では地元方言を活かしたユニークな地域振興策に力を入れ、全国から注目されています。
宮﨑神宮大祭は10月26日に催行され、例祭後最初の土曜日・日曜日に御神幸祭が宮崎市内で行われます。特に御神幸行列と神賑行列からなる御神幸祭は神武さまと称され、宮崎県下最大の祭事として親しまれています。御神幸祭は五穀豊穣を祝う目的も兼ねています。
宮崎県のご当地ヒーロー「天尊降臨ヒムカイザー」は、子どもたちに「夢と希望と郷土愛を」の精神で2010年より活動を開始。宮崎の良さを県内外に知ってもらおうと、「神楽」・「日向神話」をモチーフに「神話のふるさと」ならではのキャラクターたちが活躍します。地域にも定着し、多くのファンを獲得しています。
2011年に発見された宮崎県のシンボルキャラクター「みやざき犬」は、宮崎の特産品やゆかりのかぶりもの(日向夏・フェニックス・地鶏)をかぶって宮崎のPRを頑張っている3匹のワンちゃんです。日本で一番ダンスが得意なキャラを目指して日々特訓中の「ひぃ」、「むぅ」、「かぁ」。2013年・2014年には東京で行われた「ゆるキャラダンス選手権」で見事2連覇を果たし殿堂入りとなりました。これからも宮崎を盛り上げていきます。
2020年10月、ナッシーが「宮崎だいすきポケモン」に任命されました。マンゴー、日向夏、きんかん、キュウリ、ピーマン、かぼちゃなど温暖な気候を利用した、たくさんの農産物が作られている宮崎県と相性バツグンのナッシーが、さまざまな取り組みで宮崎県を盛り上げていきます。
南北に長い海岸線をもち、全国屈指のサーフポイントとして知られている宮崎の海は、地元サーファーだけでなく、わざわざ県外や海外からサーフィンだけを目的で訪れる人も多く、ついには宮崎県に移住するサーファーも増えています。凪の日が少なく、ビギナーからプロまでそれぞれのレベルに合ったライディングができる波質のバリエーションの豊富さが宮崎の海の魅力。宮崎県は、オールシーズン楽しめるサーファーズパラダイスです。
毎年12月に開催されるこの大会は、1万人以上が出場する日本陸連公認大会です。大会運営に携わる方、ボランティア、沿道で応援する方々など、多くの県民が参加してこの大会を盛り上げます。南国らしい穏やかな気候の中、宮崎市中心部と太平洋・青島を望むトロピカルロードをランナー達が駆け抜けます。
県民の「宮崎にJリーグを!」の熱い思いを受けて2021年よりJリーグに参入しました。地域に愛されるチームとして、次第にサポーターが増えています。スポーツの力で宮崎を元気に!テゲバジャーロ宮崎を応援に、ぜひユニリーバスタジアム新富に足を運んでください。